内容説明
本書は、海外取引の経理処理のキホンをケースで解説するものです。一般的によく行われる取引を50ケース厳選して、その際の会計・税務の留意点をまとめています。第3版では、消費税のインボイス制度導入の影響のほか、金融取引に係る移転価格事務運営要領の改正、インコタームズの改訂、会計基準の改正等をフォローするとともに、実務で頻繁に起こる問題を盛り込んでいます。
目次
第1部 海外取引の経理実務入門(会計の視点と税務の視点はどう違うか;海外取引はどのように分類するとわかりやすいか;海外取引の経理処理はなぜ難しいか)
第2部 取引パターン別 経理処理のポイント(50ケース)(輸出入取引の経理処理;外貨建取引と為替ヘッジ取引の経理処理;無形資産取引の経理処理;役務提供取引の経理処理;海外出向・海外出張に係る経理処理;資金運用取引の経理処理;税務調査対応に関する経理処理)
著者等紹介
佐和周[サワアマネ]
公認会計士、税理士。佐和公認会計士事務所代表。関西学院大学大学院経営戦略研究科非常勤講師。1999年東京大学経済学部を卒業、同年朝日監査法人(現有限責任あずさ監査法人)に入所。日系グローバル企業や外資系企業の監査のほか、財務デュー・デリジェンス業務や企業価値評価業務等に従事。2011年佐和公認会計士事務所を開設。会計・税務・財務の面から、日本企業の海外進出や海外事業の管理をサポートしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
海外取引の経理処理に必要な会計・税務の基本を50のケースで解説。消費税のインボイス制度導入や金融取引に係る移転価格事務運営要領の改正、インコタームズの改訂等を反映した最新版。