法律学者の貨幣論―デジタル通貨・CBDCの未来

著者:久保田 隆【著】
出版社:中央経済社

商品説明

内容説明

細かな条文解釈に偏りがちな法律論をこえて、貨幣の本質論(法的貨幣論)に長年取り組んできた著者が、海外の最新研究の動向を取り込みつつ幅広い視点から平易な解説を試みる。



目次

序章 お金のデジタル化の課題と3つの疑問
第1章 憲法と金融教育の重要性―CBDC・暗号資産は理解可能?
第2章 経済学的な貨幣論と法的な貨幣論
第3章 Web3.0振興論におけるデジタル通貨の法的死角
第4章 ベストセラーで読み解く決済最前線の法的視座
第5章 デジタル通貨のセキュリティとプライバシー
第6章 法的貨幣論序説―通貨主権・通貨
第7章 法律以外の貨幣論がもたらす法律への示唆
第8章 デジタル通貨と日本法
第9章 デジタル通貨と国際法
第10章 貨幣と金融制裁



著者等紹介

久保田隆[クボタタカシ]
早稲田大学大学院法務研究科教授。国際商取引学会会長と国際商事研究学会会長を歴任。「日本法令の国際発信の推進に向けた官民戦略会議」元メンバー。博士(国際公共政策、大阪大学)、LL.M.(ハーバード大学)、修士(法学、東京大学)。国際経済法学会理事、国際取引法学会理事、国際法協会通貨法委員会オブザーバー。1966年東京生まれ。1990年に東京大学法学部卒業後、日本銀行に入行、派遣留学(東京大学大学院、ハーバード大学大学院)を経て、1998年より名古屋大学、2004年より早稲田大学法科大学院で教鞭をとり、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

暗号資産が普及し、日本銀行がデジタル円の実証実験を行うなど通貨の在り方が問い直される時代となった。法学者の立場から、現状の分析を行い、自身の法的貨幣論を展開する。




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