内容説明
ポジション・ペーパーの作成・活用方法を詳解し、収益認識基準の重要論点ごとに記載例を解説。具体的な開示例(製造業・ソフトウェア業・不動産業)を用いて、開示の検討方法・作成実務を徹底的に解説。基準で用いられる用語の定義や考え方を丁寧に説明。5つのステップに着目し、内部統制の整備・見直しポイントも詳述。
目次
1 収益認識に関する会計基準等の概要(収益認識に関する会計基準と適用指針;会計処理の定め;開示の定め)
2 5つのステップの論点整理と開示実務(3つの開示実務ツール;開示の作成実務)
3 ポジション・ペーパーの作成・活用実務(ポジション・ペーパーの作成;ポジション・ペーパーと関連ツールの記載例)
著者等紹介
高田康行[タカタヤスユキ]
太陽有限責任監査法人公認会計士、マネジャー。上場企業とIPO準備企業への監査・保証業務と収益認識基準対応支援業務に従事。リスク、内部統制、そしてコーポレートガバナンスが専門分野であり、「開示から考える会計処理と内部統制の検討」を推進している。著書のほか、会計専門誌での収益認識、内部統制、そしてコーポレートガバナンス関連の執筆多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)