中国会計基準のコンバージェンス―理論と実証の融合

著者:蒋 飛鴻【著】
出版社:中央経済社

商品説明

内容説明

経済の効率性を求め、中国では1978年に改革開放政策が打ちだされ、社会主義市場経済路線が提起された。こうした状況の下、円滑な外資導入のために、中国市場が国際的な市場として認められ、経済制度や法制度などがグローバルな基準に対応できるように整備されていく必要があった。2006年2月15日、IFRSと実質的にコンバージェンスされた企業会計基準が公表され、2007年1月から国内のすべての上場企業に対して適用されるようになった。本書では、IFRSと照らし合わせることにより、中国版IFRSとIFRSとの間に、どのような差異が存在しているのかを明らかにする。また、その差異がもたらす原因は何か、中国の会計環境がどのような影響を受けているのかを、理論と実証の両面からの検討を通して中国の会計制度を新たに認識しようとするものである。



目次

会計情報の果たす役割と本書の研究課題
会計基準国際化の歴史的展開
会計目的と会計観の変容
会計法規体系の整備と特徴
IFRSの受け入れに対する中国の対応
中国版IFRSの導入が会計制度に与える影響
証券市場の展開と情報開示制度
中国版IFRSの公表に対する上海・深〓市場の反応
中国版IFRSの導入と会計情報の価値関連性
中国版IFRSの導入と会計情報の質
中国版IFRSの導入と利益の質
補償 証券市場の効率性の検証



著者等紹介

蒋飛鴻[ショウヒコウ]
1991年蘇州大学英文科卒業(中国江蘇省)。1998年明治大学経営学部卒業。2004年明治大学大学院経営学研究科博士後期課程修了(博士・経営学)。2005年同済大学(School of Economics and Management,Tongji University・中国上海)専任講師。2008年明治大学経営学部、専門職大学院(会計専門職研究科、グローバル・ビジネス研究科)兼任講師。2011年明治大学大学院経営学研究科特任講師。2013年実践女子大学人間社会学部准教授。2019年中央財経大学(School of Accountancy,Central University of Finance and Economics・中国北京),Research Scholar(2020年まで)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)




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