内容説明
上場会社で起きた大規模な不祥事が表面化し、企業価値を大きく毀損する事例が後を絶ちません。不祥事の存在やその端緒を把握した企業が必ず行うのが「社内調査」です。的確な社内調査を行うことができれば、その後の対応も円滑に進めることができますが、実際はうまくいっていないケースが散見されます。そこで、本書では不祥事に直面した企業が行う「社内調査」に焦点を当て、プロアクト法律事務所が蓄積した知見・経験をもとに、徹底的に実務目線でノウハウを解説しています。
目次
第1章 総論
第2章 調査対象事実
第3章 調査体制と調査環境
第4章 調査計画の策定
第5章 客観的証拠の保全・収集・検証
第6章 関係者ヒアリング
第7章 役職員アンケートと専用ヘルプライン
第8章 調査報告書の作成
第9章 調査終了後の対応
第10章 不正行為の類型別の留意点