監査報告書論―KAMをめぐる日本および各国の対応

著者:松本 祥尚/町田 祥弘/関口 智和【編著】
出版社:中央経済社

商品説明

内容説明

本書では、監査報告書に対する捉え方やその理論を歴史的に振り返るとともに、各国において監査報告書の情報化がどのように制度化されたのか、さらに各国における先行研究から見た監査報告書改革の動向について、理論編、制度編、実態編という構成で明らかにしている。



目次

1 理論編(監査報告および監査報告書の理論;わが国監査報告論の系譜;監査報告をめぐる監査役等との連携)
2 制度編(監査報告の在り方の見直しの背景;国際監査・保証基準審議会(IAASB)の議論の経緯とISAの概要
英国における議論の経緯と改訂内容 ほか)
3 実態編(IAASBとASBによる4つの委託研究;監査上の主要な検討事項(KAM)に関する研究の動向
各国の監査報告制度の改革の動向 ほか)



著者等紹介

松本祥尚[マツモトヨシナオ]
1987年関西大学商学部卒業、1989年神戸大学大学院経営学研究科博士課程前期課程修了。同年4月香川大学経済学部助手・講師・助教授、1998年関西大学商学部助教授・教授、2006年4月より大学院会計研究科教授。現在、日本監査研究学会理事、日本内部統制研究学会理事、企業会計審議会監査部会臨時委員

町田祥弘[マチダヨシヒロ]
早稲田大学商学部卒業、早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得後退学。博士(商学 早稲田大学)。早稲田大学商学部助手、東京経済大学経営学部専任講師・助教授を経て、2005年4月より青山学院大学大学院会計プロフェッション研究科教授。2002‐2003年The University of Warwick(英国)にて客員研究員。現在、国際会計研究学会監事、日本内部統制学会理事、日本経済会計学会常務理事、企業会計審議会監査部会臨時委員等

関口智和[セキグチトモカズ]
1995年慶應義塾大学経済学部卒業後、朝日監査法人で勤務。2004年より、金融庁で国内外の会計・監査制度の策定に従事した後、2009年より企業会計基準委員会で研究員・常勤委員として会計基準の開発に従事。また、2009年から2014年にかけて国際監査・保証基準審議会(IAASB)のボードメンバーとして国際監査基準の開発に携わった。2016年より有限責任あずさ監査法人に勤務し、金融機関に対する監査・アドバイザリー業務のほか、品質管理本部にて法人の品質管理業務を担当している。一橋大学大学院国際企業戦略研究科でMBA取得。公認会計士、米国公認会計士、日本証券アナリスト協会認定アナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

監査報告書の捉え方や理論を歴史的に振り返るとともに、IAASBや英仏独米日におけるKAMを中心とする監査報告書の拡充の制度化、先行研究からみた改革の動向を明示する。




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