商品説明内容説明
グローバル企業や上場企業で起きた大規模な不祥事が表面化し、企業価値を大きく毀損する事例が後を絶ちません。もはや企業にとっての不祥事は、「あってはならないもの」と遠ざけるのではなく、「必ず起きるもの」と正面から向き合うことが必要です。本書では、不祥事を未然に防止する「予防」、発生した不祥事を早期に把握する「発見」、発見した不祥事への「対応」という3つの場面において、実在する最新のベスト・プラクティスをふんだんに紹介し、徹底的に実務目線で解説しています。ビジュアル的に要点を早分かりしていただけるよう図解も盛り込んでいます。
目次
第1章 総論(不祥事の予防・発見・対応;不祥事対応のサイクル ほか)
第2章 不祥事の未然防止(予防統制)(不祥事予防プリンシプル原則;3つの防衛線1:概説 ほか)
第3章 不祥事の早期発見(発見統制)(発見統制の必要性とポイント;リスク情報把握から是正までの一連のサイクル ほか)
第4章 不祥事対応としての危機管理(信頼のV字回復に向けた行動原理;事実調査の必要性 ほか)
第5章 グループおよびサプライチェーンのリスク管理(経産省グループ・ガバナンス・システム実務指針;グループを貫く3つの防衛線 ほか)
著者等紹介
竹内朗[タケウチアキラ]
弁護士、公認不正検査士。1990年早稲田大学法学部卒、96年弁護士登録(第48期)、2001〜06年日興コーディアル証券株式会社(現SMBC日興証券株式会社)法務部勤務、06〜10年国広総合法律事務所パートナー、10年プロアクト法律事務所開設、複数の上場会社で社外役員を務める、18年12月に日本経済新聞社が発表した第14回「企業法務・弁護士調査」で、企業が選ぶ弁護士ランキングの「危機管理分野」で第6位、総合ランキング(企業票+弁護士票)の「危機管理分野」で第8位に選出(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
企業不祥事を予防・発見・対応の3つの場面に分け、目指すべき実務対応を整理したガイダンス。見開き2頁で1テーマを扱い、ビジュアル的に要点を早わかりできるように工夫。
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