内容説明
地域を支える公共的機能の担い手は、今後どうなるか!?伝統的メディアが苦境に立たされるなか、地域を支える公共的機能をどう維持していくかを考える。
目次
メディア・ローカリズムとは
第1部 地域メディアの新たな潮流(地域ニュースと地域情報の公共性;カナダのオンライン地域メディア―地域ニュースの貧困への取り組み;米国の非営利デジタルニュースメディア―その台頭とパートナーシップの現状;グローバル・プラットフォーマーとメディア・ローカリズム)
第2部 海外における地域メディアの現状と課題(英国:連合王国と地域放送メディア―アクター・サービス・市場構造;韓国:有料放送市場とケーブルテレビ地域情報の価値;中国:新旧地域メディアの最新動向)
第3部 地域メディアをめぐる政策議論(米国のローカリズム原則と非商業放送制度―その今日的意義;日本の電波割り当てと地域情報流通機能;メディア・ローカリズムを支える地域活性化―福岡のケーススタディ)
出版社内容情報
放送と通信が融合し、SNSや新しいメディアが台頭する中、伝統的メディアが苦境に立たされているが、彼らが担ってきた地域を支える公共的機能をどう維持していくかを考える。