内容説明
本書は、銀行業を取り巻く法規制や自己査定・リスク管理、会計処理、監査上の留意点等について解説しています。貸倒償却・貸倒引当金やデリバティブ、時価開示、税効果会計等の会計上の重要論点や、主要業務プロセスごとに内部統制上の留意点を解説するとともに、IFRSでの取扱い、信用金庫・信用組合に係る論点等についても言及しています。第2版では、金融検査マニュアル廃止後のディスカッションペーパーに従った貸倒引当金の考え方、時価算定基準、収益認識会計基準等をフォローしています。
目次
第1編 経営(銀行業とは;銀行を巡る法的規制・監督;銀行の種類 ほか)
第2編 会計・税務(会計関連法令;ディスクロージャー;銀行業に特有の勘定科目と会計処理 ほか)
第3編 監査(監査の分類と三様監査;我が国における公認会計士監査制度の生成とその発展;我が国の銀行業における公認会計士監査制度の生成とその発展 ほか)
出版社内容情報
銀行をめぐる法規制から特有の会計処理、監査上の留意点まで解説。収益認識基準の影響や時価算定基準の取扱い、金融検査マニュアルの廃止等を反映した最新版。