内容説明
一つ一つの細胞と向き合ってきた著者自身の理念に基づいた言葉で解き明かされた、血液・造血細胞アトラスの決定版。
目次
第1章 総論(骨髄穿刺の方法―患者さんに負担なく、迅速に、かつ良質な検体を得るには;標本作製―よい標本を作るには;標本の観察;光学顕微鏡による細胞観察の基本;血球の分化 ほか)
第2章 疾患各論(造血器腫瘍の分類;骨髄増殖性腫瘍;骨髄異形成症候群;骨髄異形成/骨髄増殖性腫瘍;急性白血病 ほか)
著者等紹介
加藤淳[カトウアツシ]
1978年東京医科歯科大学医学部卒業。東京医科歯科大学第1内科、都立墨東病院内科に勤務後、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)に留学(1982年〜1984年)、E.F.Hays教授に師事してレトロウイルスによるAKRマウスT細胞リンパ腫発症機序の研究に従事。1985年東京医科歯科大学第1内科助手、1993年帯広厚生病院第4内科主任部長、1996年順天堂大学血液内科講師、2008年武蔵野赤十字病院血液内科部長を経2016年より現職の東京共済病院血液内科部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)