目次
1 非劣性試験(非劣性試験とは何か;FACS trialについて ほか)
2 中間解析と試験の中止、結果公表(CALGB9633の中間解析結果;2004年当時の私の批判 ほか)
3 個別化治療について(誤った「個別化治療の証明」;予後因子と予測因子が意味するもの ほか)
4 臨床試験におけるエンドポイント(「真の」エンドポイントとそのサロゲート;PFSなどの指標の定義 ほか)
著者等紹介
里見清一[サトミセイイチ]
臨床医。本名・國頭英夫(くにとう・ひでお)。三井記念病院呼吸器内科科長。昭和36年鳥取県米子市生まれ。昭和61年東京大学医学部卒業。東京大学第四内科、東京都立墨東病院救命救急センター、横浜市立市民病院呼吸器科、国立がんセンター中央病院内科などを経て平成21年3月より現職。日本癌学会・日本臨床腫瘍学会・日本肺癌学会評議員、厚生労働省薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会委員、杏林大学客員教授
吉村健一[ヨシムラケンイチ]
統計家。京都大学医学部附属病院探索医療センター検証部特定助教。昭和51年愛知県碧南市生まれ。平成17年東京大学大学院医学系研究科博士後期課程修了(専門:生物統計学/疫学・予防保健学)。国立がんセンターがん予防・検診研究センター情報研究部、同がん対策情報センター臨床試験・診療支援部医学統計室、日本臨床腫瘍研究グループ(JCOG)データセンター統計部門などを経て平成20年5月より現職。西日本がん研究機構(WJOG)統計顧問、国立病院機構名古屋医療センター客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)