内容説明
店長の「聴く力」を高めることで、お店はどんどん「スタッフが辞めない店」に成長する。スタッフから、感じていること、思っていることを引き出し続けることで、スタッフに「成長実感」を感じさせることができ、ますます店の売上げは上がり続けて「売れる店」ができる!
目次
PROLOGUE 「あなたと一緒に働けてよかったと言われる店長」は6つのステージを上りながら自分とバイトを成長させている
1 「快適な労働環境」を作る習慣―厳しい労働環境なんてあってはならない
2 「報酬・承認」の習慣―時給を上げるだけでは「本当の満足」は得られない
3 「目標・評価」の習慣―達成感があるから楽しく働ける
4 「成長・主体性」の習慣―成長を実感できるから続けられる
5 「貢献・責任」の習慣―貢献している自覚があるからプライドが生まれる
6 「感謝・誇り」の習慣―仲間の存在を感謝すれば、それは自然と誇りになる
EPILOGUE 「自分の弱さ」を認識しよう―「一緒に働きたい店長」は自分をしっかり見つめている
著者等紹介
松下雅憲[マツシタマサノリ]
1958年大阪生まれ。1980年日本マクドナルド(株)入社。店舗運営の現場と出店戦略に関わること25年。2005年4月とんかつ新宿さぼてんを運営する(株)グリーンハウスフーズに入社。執行役員としてエリアマーケティングを活用した店長育成システムを導入し、大きな成果を上げた。2012年4月、株式会社PEOPLE&PLACEを設立し、代表取締役に就任。現場指導30年のキャリアとマクドナルドおよび新宿さぼてんで確立した独自の「人材育成ノウハウ」「従業員満足度向上ノウハウ」とビジネスコーチとしてのスキルを活かし、のべ1000人以上の店長が抱えていた「ひとの悩み」を解決している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
●店長の「聴く力」を高めることで、
お店はどんどん「スタッフが辞めない店」に成長する!
スタッフから、感じていること、思っていることを引き出し続けることで、スタッフに「成長実感」を感じさせることができ、ますます店の売上げは上がり続けて「売れる店」ができる!
●スタッフは、なぜ辞めてしまうのか?
「スタッフが仕事に満足して辞めない店」を作っていかないと、経営が成り立たない時代になってしまう。
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しかし、漠然と「従業員満足度の高い店」にしても、「お客様満足度」は向上せず、売上げが上がることはない。
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実は、「従業員満足」には6つのプロセスがあり、低いレベルで満足しているだけでは、「お客様に満足していただきたい」という主体的な気持ちは生まれず、そのため、売上げの向上には結びつかない。
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その6 つのステップをスムーズに上っていくことができれば、スタッフは満足して、辞めることはなくなる。そのためには、店長は何をすればいいのかをわかりやすく伝授。
●「あなたと一緒に働けてよかったと言われる店長」は
6つのステージを上りながら自分とバイトを成長させている。
お客様に満足していただけるように一所懸命に働くスタッフがいないと、いくらおいしくても、いくら格好がよくても、いくら便利でも、いくら安くても、その店はやがて誰も来なくなる。
その一所懸命なスタッフを育てるのは、店長だ。スタッフは店長を見て、仕事の楽しさを知り、厳しさも学ぶ。そのうえで、スタッフが「あなたと一緒に働けてよかった」という気持ちになることが、「仕事の満足度が高い」と言うのだ。