目次
第1章 本書の目的と分析視角
第2章 監査人のローテーション制度に関する議論の展開
第3章 昭和期における監査人の交替にかかる自主規制団体の活動
第4章 監査事務所のローテーションに関するモデル研究のレビュー―サーベイと新旧モデルの解説
第5章 監査人のローテーションに関するアーカイバル研究のレビュー
第6章 監査人のローテーションに関する実験研究のレビュー
第7章 監査人の業種特化
第8章 共同監査
第9章 監査人のローテーションとローボーリング
第10章 まとめと研究機会
著者等紹介
浅野信博[アサノノブヒロ]
大阪公立大学大学院経営学研究科・商学部准教授。大阪大学大学院経済学研究科博士課程単位取得満期退学、博士(経済学)(大阪大学)。追手門学院大学経営学部専任講師・助教授、大阪市立大学経営学研究科助教授・准教授を経て2022年より現職。学会役員:日本経済会計学会常務理事、日本監査研究学会理事。編集委員:『経営分析研究』編集委員長、『会計プログレス』編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
監査人の独立性の確保・強化のために導入が検討されている監査法人の強制的交替について、制度や経済モデル、そして実証研究等、多角的にレビューした上で課題と展望を提示する。