目次
第1章 監査役を取り巻く環境(新任監査役のとまどい;理解されていない監査役の役割;コーポレート・ガバナンス;監査役(会)によるCEOの監視
監査役(会)制度への批判
社外取締役義務化の動き
広がらない委員会設置会社
政府系機関ガバナンス体制)
第2章 日本型ガバナンスの理想の姿(CEOの正しい経営姿勢;経営監視システムの構築と開示;活発に議論する取締役会;経営を監視する監査役会;CEO直轄の内部監査部門;不正経理を防止する会計監査人)
第3章 監査役(会)の実践(監査役としての覚悟;CEOとの定期面談;その他の経営監視活動;自己評価と自己研鑽)
著者等紹介
別府正之助[ベップショウノスケ]
伊藤忠商事株式会社入社後、海外勤務13年(ニューヨーク、ロンドンなど)、業務部長代行(経営計画担当)、監査部長などを経て、2000年常勤監査役就任。2004年日本道路公団参与・業務改革本部長、分割・民営化後の中日本高速道路株式会社常務取締役(コーポレート部門担当)、常勤監査役を経て、現在同社顧問。日本内部監査協会CIAフォーラム世話人、日本監査研究学会会員、CPA(米国公認会計士)、CIA(公認内部監査人)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)