内容説明
マクロ経済学をリアルに体感する教科書。授業にも研究にも役立つアイデアが満載。30以上の重要かつ先端を行く実験を紹介。
目次
一般均衡モデル
消費関数
リカードの中立命題
貨幣の発生
紙幣とインフレーション
貨幣錯覚
期待形成
サンスポット均衡
価格の粘着性
裁量とルール
金融政策の決定
投資関数と企業の資金調達
R&Dとスピルオーバー
経済成長と貧困の罠
国際経済
著者等紹介
川越敏司[カワゴエトシジ]
公立はこだて未来大学システム情報科学部複雑系知能学科教授。福島大学経済学部卒。博士(経済学)。埼玉大学経済学部社会環境設計学科助手を経て現職
小川一仁[オガワカズヒト]
関西大学社会学部社会システムデザイン専攻准教授。京都大学経済学部卒。博士(経済学)。広島市立大学国際学部講師などを経て現職
佐々木俊一郎[ササキシュンイチロウ]
近畿大学経済学部経済学科准教授。慶應義塾大学大学院政策メディア研究科後期博士課程修了。博士(学術)。名古屋商科大学専任講師、同准教授などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
世界初!マクロ経済学関連の実験を集めて紹介した経済学の入門書。講義のサブテキストや、最新研究のサーベイとして使える本。
・世界初! マクロ経済学に関連する実験を集めた本
紙幣とインフレーション、貨幣錯覚、期待形成、価格の粘着性、
経済政策の裁量とルールなど、重要な概念がよりよく学べます。
・30以上の実験を紹介!
重要かつ先端の実験を一覧できる便利な本。
学部生のためのテキストとしてだけでなく、大学院生にも読んでほしい一冊。
・『実験ミクロ経済学』と併せて使ってほしい!
2012年に弊社より刊行された『実験ミクロ経済学』とあわせて読むと、
実験経済学のケーススタディ集として、より多くの情報を得られます。
第1章 一般均衡モデル
第2章 消費関数
第3章 リカードの中立命題
第4章 貨幣の発生
第5章 紙幣とインフレーション
第6章 貨幣錯覚
第7章 期待形成
第8章 サンスポット均衡
第9章 価格の粘着性
第10章 裁量とルール
第11章 金融政策の決定
第12 章 投資関数と企業の資金調達
第13章 R&Dとスピルオーバー
第14章 経済成長と貧困の罠
第15章 国際経済
【著者紹介】
川越 敏司(カワゴエ トシジ)
公立はこだて未来大学システム情報科学部複雑系知能学科教授
福島大学経済学部卒。博士(経済学)。埼玉大学経済学部社会環境設計学科助手を経て現職。著書に『実験経済学』(東京大学出版会)、『行動ゲーム理論入門』(NTT出版)、共著に『実験ミクロ経済学』(東洋経済新報社)、訳書にグァラ『科学哲学から見た実験経済学』(日本経済評論社)、ギルボア『不確実性下の意思決定理論』(勁草書房)など。