教師のポテンシャルが開花する授業の「見方・伝え方」

著者:佐野 浩志【著】
出版社:東洋館出版社

商品説明

内容説明

授業記録をどう取るか?学習指導案をどう読み解くか?自分が見た授業を授業者にどう伝えるか?他者の授業を自分の授業にどう生かすか?授業を見る!授業をつくる!補完、関連、吟味、葛藤。教師のかかわり「4つの視点」



目次

第1章 教師はなぜ、他者の授業を必要とするのか(真似をするのは大事、しかしそれだけでは思うようにいかない―授業のむずかしさとやりがい;教師という仕事の実像 ほか)
第2章 どのようにして他者の授業から学ぶか―授業の見方、記録の仕方(他者の授業を見る、自分の授業を見せる;指導案からわかること ほか)
第3章 指導改善を促す伝え方―教育実習生のポテンシャルを引き出す言葉かけ(アドバイスが自分ごとだと感じてくれる伝え方;教室の荒れについての感度を上げる伝え方 ほか)
第4章 先生方の気づきを促す伝え方(教師としての感度を上げる伝え方;どのようにして授業記録を言語化し、相手に伝えるか)



著者等紹介

佐野浩志[サノヒロシ]
札幌市立桑園小学校長。昭和44年5月5日生まれ。平成7年度より札幌市内で小学校教諭として勤務。北海道社会科教育連盟、日本社会科教育学会所属。一貫して社会科の授業研究を行い、「札幌市の除雪」に関する実践を日本社会科教育学会等で多数発表。札幌市立東山小学校長、札幌市立山鼻小学校長を経て、令和7年度より現職。令和5年度札幌市教育実践功績表彰・個人表彰を受賞、平成28年〜30年:文部科学省「学習指導要領等の改善に係る検討に必要な専門的作業等協力者」「デジタル教科書の効果的な活用の在り方等に関する専門的検討会議委員」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

学習指導案をどう読み解くか?
授業記録をどう取るか?
他者の授業を自分の授業にどう生かすか?
自分が見た授業を授業者にどう伝えるか?
「補完」「関連」「吟味」「葛藤」教師のかかわり「4つの視点」で、授業を見る!授業をつくる!授業を伝える!

本書の概要
他者の授業から学ぶことなく、自身の授業を改善することはむずかしいと言われます。しかし、ただ漠然と授業を見ていても、身の肥やしにすることはできません。なぜなら、授業者の意図や授業の構造に目を向けてこそ授業改善につながる気づきを得られるからです。また、授業を「見る力」が培われてくると、自身の授業改善のみならず、授業の課題や可能性を授業者に「伝える力」も養われてきます。そこで本書では「他者の授業からどのように学べば自分の授業を改善できるか」「自分が見た授業で気づいたことを授業者の授業改善に役立てられるようにするためにどう伝えればよいか」について実践的なノウハウを紹介します。若手からベテランまで、授業づくりの本質を問い直し、実りある教育実践を再構築するための1冊。


【目次】

第1章 教師はなぜ、他者の授業を必要とするのか
真似をするだけでは思うようにいかない―授業のむずかしさとやりがい
教師という仕事の実像
教育実習前と教育実習後で変わった「教師像」
教師の所作すべてに意図がある
「授業が改善される」ということはどういうことか
集団づくりについて再考する
他者の授業を見ずに授業がうまくなる教師はいるか
授業改善に限界はあるか

第2章 どのようにして他者の授業から学ぶか―授業の見方、記録の仕方
他者の授業を見る、自分の授業を見せる
指導案からわかること
1 本時案中の「教師のかかわり」
2 本時案中の「展開」
他者の教室に入った瞬間に見ていること
1 教室環境次第で、その学級の様子がわかる
2 荒れている学級か、配慮が必要な子がどれだけいるかも一瞬でわかる
学年・教科等を問わない授業の本質をどう見抜くか
1 導入「問いを生む場」「問いをつかむ場」
2 展開「思考を高め合う場」「見方・考え方を働かせて考える場」
3 まとめ「発想の転換から、深い学びに向かう場」「学びを実感し、まとめ、広げる場」
子どもを見ること、教師をみること
ある子の発言を話材に変える
指導案から子どもの思考を揺さぶるポイントを読み取る
どのような授業記録であれば効果的な記録となるか
1 授業のなにを記録しているのか
2 T/Cで授業を記録できる教師は、授業を見る目も育っている
3 最初のうちはすべてのT/Cを取りに行く
4 指導案を見て浮かぶ授業記録に向けた視点
5 授業中に感じる「違和感」は自分の視点との違い
本時案をつくる
1 板書型本時細案を考える
2 「教師のかかわり」の視点
3 「教師のかかわり」の視点は、経験値に応じて使いこなしていけるようになる

第3章 指導改善の伝え方―教育実習生のポテンシャルを引き出す言葉かけ

アドバイスが自分事だと感じてくれる伝え方
[8月26日]教育実習を通じて必要なこと(教育実習初日)
[8月27日]教師の仕事
[8月27日]視野を広げるということ
[8月27日]判断すること、判断の連続をどうとらえるか
[8月29日]判断すること、判断の連続をどうとらえるか
[9月2日]子どもたちへの声かけ 教師としての職能を鍛えていく
[9月3日]徹底するということ
[9月11日]一瞬の静寂をつくる
[9月16日]丁寧に厳しく
[9月16日]優しい先生はどんな先生か
[9月17日]徹底するということ―よい規律があってこそ、前向きで自由な雰囲気が生まれる
[9月20日]優しさと厳しさを
[9月21日]雰囲気をつくること
教室の荒れについての感度を上げる伝え方
[9月1日]崩壊の芽をどう感じ取るか
[9月2日]荒




【ご確認ください】

ご注文確定時に在庫切れの場合もございます。
 ご注文時の在庫先によっては4日以上(〜7日)かかる場合もございます。 当ストアではお取り寄せのご対応を行っておりません。

ご予約品と既刊商品カート・ご注文番号が分かれます
 ひとつのご注文番号におまとめすることはできません。
 ※ご予約品のうち、発売日が同じ商品のみひとつのカート・ご注文番号でご注文可能です。
 ※送料はご注文番号ごとに計算されます。

■ギフトなどのためにお届け先を別住所に登録されましても、金額入りの明細書は商品に同梱されます。当ストアでは一切のギフト対応を行っておりません。

■ご注文・お問い合わせの前に「お買い物ガイド」「ご注意点」をよくお読みください。

■お届け日のご指定は承っておりません。

■「帯」はお付けできない場合がございます。