内容説明
「喝を入れる」「矢折れ刀尽きる」「指を食わえる」「この期に及んで」「綿のように眠る」間違って使いがちな慣用表現。正しい読み方・書き方・使い方を紹介!
目次
第1章 漢字の読み間違い(「陸へ上がった河童」;「快哉を叫ぶ」 ほか)
第2章 漢字の書き間違い(「一笑に伏す」;「鋭気を養う」 ほか)
第3章 言い間違い(「蟻の這い入る隙もない」;「寸暇を惜しまず勉強する」 ほか)
第4章 意味・ニュアンスの取り違えと誤用(楽しい経験が「いい薬になる」?;「いざ鎌倉」と逃げ出す? ほか)
著者等紹介
西谷裕子[ニシタニヒロコ]
1948年生まれ。教職、出版社勤務を経て独立し、主に辞典の執筆・編集に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
何気なく使っている慣用句も意外と読みや意味を勘違いしているもの。本書で慣用句の正しい書き方・読み方・使い方が身につきます
「間髪を入れず」の正しい読みか方は「かんはつをいれず」。「敷居が高い」は高級レストランなどには使わない。「底をつく」の「つく」と正しく書けますか? 慣用表現として使われている言葉の言い間違いや勘違いを多数収録、言葉の成り立ちなども解説。慣用句の正しい書き方・読み方・使い方が身につく1冊。
1章 「漢字の読み間違い」
2章 「漢字の書き間違い」
3章 「言い間違い」
4章 「意味・ニュアンスの取り違えと誤用」
索引