内容説明
医療従事者である看護師・保健師にとって、医療データを使いこなす能力は必須である。本書は、看護学生が統計学の講義、卒業研究、看護研究を行っていく際に必要となる基本的な統計から、多変量解析の基礎までをやさしく解説し、応用ができるようにしている。学生の時代から、保健師・看護師となって第一線で活躍するまで使用できる教科書である。
目次
看護と統計学
統計学で扱うデータの分類と尺度
記述統計
検定・推計の概念
2群の比較(母集団と標本集団との比較)
2群の比較(対応のある2群の比較)
2群の比較(独立した2群の比較)
関係を調べる(相関と回帰)
関係を調べる(χ2(カイ2乗)検定)
多群の比較(一元配置分散分析)
重回帰分析
多重ロジスティック回帰分析
看護保健統計学
著者等紹介
松木秀明[マツキヒデアキ]
宇都宮大学大学院修士課程修了。現在、東海大学名誉教授。医学博士
須藤真由美[ストウマユミ]
横浜国立大学教育学部数学科卒。元東海大学健康科学部非常勤講師。現在、駒沢女子大学看護学部非常勤講師
松木勇樹[マツキユウキ]
東海大学医学研究科先端医科学専攻博士課程修了。現在、駒沢女子大学看護学部看護学科講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)