内容説明
人の行動に着目し、改善点を見つけてより良く、新しい形を見つけていくデザインマネジメントの教科書。パナソニック、富士通、コクヨファニチャー、アップリカ、日本能率協会など多くの企業が導入、実績を上げた考え方とワークショップのすべて。
目次
第1章 行為のデザインは、開発力を加速させる(究極の理想は、立ち止まらないデザイン;想像体験とは、ほかの誰かになること)
第2章 バグの種類とその解決法(矛盾のバグ(コントラディクション・バグ)
迷いのバグ(パープレキシティ・バグ) ほか)
第3章 デザイン化=「可視化」のプロセス(膨大な情報を削る;プランニング・可視化・告知というプロセス ほか)
第4章 行為を誘導する「アフォーダンスデザイン」(アフォーダンスデザインとは;吹き消したくなるキャンドルのメタファ(hono) ほか)
第5章 行為のデザイン・ワークショップ(S・S・FB法)の開き方(行為のデザイン・ワークショップ(S・S・FB法)の意義
ワークショップの概要 ほか)
著者等紹介
村田智明[ムラタチアキ]
デザイナー/プロデューサー。京都造形芸術大学教授大学院SDI所長。株式会社ハーズ実験デザイン研究所代表取締役。1959年、鳥取県境港市生まれ。1982年に大阪市立大学工学部応用物理学科卒業後、三洋電機株式会社デザインセンター入社。1986年にハーズ実験デザイン研究所を設立、プロダクトを中心に広範囲なデザイン活動を行う。現在は神戸芸術工科大学客員教授、九州大学非常勤講師のほか、2011年から京都造形芸術大学大学院にて、デザインで社会問題を解決するSDI(ソーシャルデザイン・インスティチュート)を開講し、所長をつとめている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
製品やサービスの利用者の行動に着目してより美しく使いやすくする「行為のデザイン」。パナソニックなどでも導入され話題に。