内容説明
日本最強の教育家による「ぶれない教育」の実践法!『学問のすすめ』著者、慶應義塾の創設者、福澤諭吉が説く、「身体」から「品格」「個性」の育て方。
目次
第1章 まずは獣身を成して後に人心を養う―すべての基礎は身体にあり(幼い頃は身体の発育を重視せよ;人間の子も動物の一種である ほか)
第2章 家風こそ無上の良教師なれ―家風で品格を育てる(一家団欒が家庭の基本;品格ある家風が清廉潔白な子どもを育てる ほか)
第3章 独立自尊の人格たれ―独立のための実学を身につけよ(開かれた合理的な考えを身につける;国の独立は個人の独立によって支えられる ほか)
第4章 人にして人を毛嫌いするなかれ―交際は広く持て。親友はいなくてもいい(心をオープンにしてたくさんの人と付き合え;現代はコミュニケーションがストレスになる時代 ほか)
第5章 教育の力は唯人の天賦を発達せしむるのみ―子どもに多くを求めない(長崎遊学がなければ“福澤諭吉”は生まれなかった;自分も環境を変える「環境先行型」の生き方 ほか)
著者等紹介
齋藤孝[サイトウタカシ]
1960(昭和35)年生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究博士課程を経て、明治大学文学部教授。専門は、教育学、身体論、コミュニケーション技法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
身体教育の重要性から、家庭環境の作り方、コミュニケーション力の磨き方まで――近代日本最高の教育家・福澤諭吉の言葉は、いまも最高のヒントを与えてくれる。