筑摩選書 日本半導体物語―パイオニアの証言

著者:牧本 次生【著】
出版社:筑摩書房

商品説明

内容説明

一九五五年にトランジスタラジオをソニーが商品化して以降、日本の半導体産業は次第に地力をつけ、八〇年代末には世界トップの市場シェアを獲得した。だがその後、日米半導体摩擦の影響を受け弱体化が始まり、摩擦が収まった後も日本半導体の市場シェアの低落傾向は続いて今日に至っている。この栄枯盛衰のドラマの裏側には技術者たちの奮戦があった。日本の「ミスター半導体」と呼ばれ、生涯を半導体とともに歩んできたレジェンド技術者が語る、業界の内側から見た半導体開発七〇年史。



目次

第1章 半導体の黎明期
第2章 LSI時代の幕開け
第3章 日本の躍進と日米摩擦
第4章 マイコン時代の到来
第5章 日立対モトローラの一戦
第6章 マイコン大作戦
第7章 日本半導体、なぜ敗退?
第8章 「半導体の窓」から見える未来



著者等紹介

牧本次生[マキモトツギオ]
1937年、鹿児島県生まれ、ラ・サール高校卒業。東京大学工学部卒業、スタンフォード大学電気工学科修士、東京大学工学博士。日立製作所に入社し、半導体事業部長、専務取締役などを務めたのち、ソニー執行役員専務、半導体産業人協会理事長などを歴任。半導体産業における標準化とカスタム化のサイクル現象は「牧本ウェーブ」と名づけられた。1996年、日米半導体協定の終結交渉代表を務める。現在、半導体産業人協会特別顧問、日本半導体歴史館館長、日本マイクロニクス顧問。主な受賞は市村賞(1973年)、ベルウェザー賞(2004年)、グローバルIT賞(2013年)、IEEEロバート・ノイスメダル(2018年)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

日本の「ミスター半導体」と呼ばれ、生涯を半導体とともに歩いてきたレジェンド技術者が、内側から見た日本の半導体開発の歴史を語り尽くし、未来を展望する。




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