目次
第1章 幼心のわだかまり(理事長先生の息子さん;レールが敷かれた幼少期 ほか)
第2章 劣等感まみれの医大生(暗黒の13年間の幕開け;国試に受かる気がしない ほか)
第3章 洛和会ヘルスケアシステムとは(医療・介護・保育で「街」をおもてなし;病院とクリニックが連携して京都の医療を「面」で支える ほか)
第4章 福利厚生日本一(突然の理事長任命;「社会課題の解決」をスローガンに掲げて ほか)
第5章 民間病院が担う使命(民間病院が地域医療を変える;「VHJ」の先進的な取り組み ほか)
著者等紹介
矢野裕典[ヤノユウスケ]
洛和会ヘルスケアシステム理事長・医師。1981年京都出身、西大和学園高等学校、帝京大学医学部卒業、一般社団法人京都私立病院協会理事、NPO法人VHJ機構常任理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
京都で3医療施設と介護施設、保育などを展開する医療法人洛和会の3代目理事長に就任した著者。周囲には期待されながらも中学から引きこもり気味となり、落ちこぼれとなる。それでも医学部に進学するも、やはり引きこもりがち。医師国家試験も多くの後輩に先を越される始末。やっと国家試験に合格し研修医となるも、自分に合った道と介護職に転身する。自称「落ちこぼれおぼっちゃま」の葛藤と挫折を経て培った弱者を生まない、見捨てない医療を中心とした街づくりの必要性を説いた一冊。