内容説明
ITコンサル&トラブル解決のプロが教える、成功率を3割から9割に上げたスキルと知識。納期遅れ・予算オーバー・使い勝手の悪いシステム…膨大な失敗プロジェクトから成功のポイントをあぶり出す7つのストーリー。本当に大切な、最低限のこと。
目次
第1章 システム作りは業務フロー図から―「本当に役に立つシステム」を作るために、まずやるべきこと
第2章 発注者がこれだけは知っておくべき最低限のこと―自社の業務を「正確に」知っているか?
第3章 失敗しないベンダの選び方―プロジェクト管理能力の見極め方
第4章 社内の協力を得るために―みんながシステム担当者に協力するしくみ作り
第5章 リスク管理で大切なこと―「ベンダ側のリスク」の引き出し方
第6章 ベンダとの適切な役割分担―発注者はどこまで「ワガママ」でいられるのか?
第7章 情報漏えいを起こしてしまったら―ダメージを最小限に抑える対応法
著者等紹介
細川義洋[ホソカワヨシヒロ]
政府CIO補佐官。ITプロセスコンサルタント。元・東京地方裁判所民事調停委員・IT専門委員、東京高等裁判所IT専門委員。立教大学経済学部経済学科卒業後、NECソフト株式会社(現NECソリューションイノベータ株式会社)にて金融機関の勘定系システム開発など多くのITプロジェクトに携わる。その後、日本アイ・ビー・エム株式会社にて、システム開発・運用の品質向上を中心に、多くのITベンダと発注者企業に対するプロセス改善とプロジェクトマネジメントのコンサルティング業務を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
システムの外注は失敗率が異常に高いプロジェクト。IT紛争解決のプロが、失敗から学ぶ成功法則をストーリーで解説。