内容説明
CSRじゃなくて、本業で。週末ボランティアじゃなくて、自分の仕事で。「社会にいいこと」と「ビジネス」は両立できる。いま注目を集める元戦略コンサルタントの社会起業家が見つけた、成功する企業とNPOの共通点とは?―。
目次
第1章 なぜ「テーブル・フォー・ツー(TFT)」は、世界規模の「インパクト」を生み出せたのか?―営利と非営利の壁を超えるコンセプト「Winの累乗」
第2章 ケースで考えるWinの作り方―ツチダ農機のグローバル戦略
第3章 Company一緒に働く仲間にWinを作る―「誰かの役に立っている」という想いが仕事に結びついているか?
第4章 Customerサービスの受け手にWinを作る―メンバー一人ひとりに顧客の「顔」は見えているか?
第5章 CommunityコミュニティにWinを作る―本業を通じて「社会的なベネフィット」を作り出せているか?
第6章 Contributor出資者にWinを作る―「社会的なインパクト」というリターンを生み出せているか?
第7章 Cooperator「競合」を「協業」に変えてWinを作る―誰が自分たちに足りないピースを持っているのか、知っているか?
著者等紹介
小暮真久[コグレマサヒサ]
TABLE FOR TWO International代表理事。1972年生まれ。早稲田大学理工学部卒業後、オーストラリアのスインバン工科大で人工心臓の研究を行なう。1999年、同大学修士号取得後、マッキンゼー・アンド・カンパニー東京支社入社(ヘルスケア、メディア、小売流通、製造業など幅広い業界の組織改革・オペレーション改善・営業戦略などのプロジェクトに従事)。同社米国ニュージャージー支社勤務を経て、2005年、松竹株式会社入社、(事業開発を担当)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)