目次
1 親鸞の生涯と教え(親鸞の誕生とその時代;六角堂参篭と専修念仏;越後流罪、恵信尼との結婚 ほか)
2 京都・親鸞の旅(延暦寺からの視線と法界寺;六角堂・頂法寺;青蓮院と安養寺(吉水) ほか)
3 京都・親鸞有縁の寺院(法界寺;延暦寺;六角堂 ほか)
著者等紹介
澤田ふじ子[サワダフジコ]
昭和21年(1946)、愛知県に生まれる。愛知県立女子大学卒業。高校教師を経て作家生活に入る。「石女」で小説現代新人賞、『陸奥甲冑記』『寂野』で吉川英治文学新人賞を受賞。平成16年度京都府文化賞功労賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
「京都・宗祖の旅」シリーズの第2冊目。浄土真宗の宗祖、親鸞聖人の生涯と教え、また聖人所縁の京都の寺院をたずねます。
〈浄土真宗の宗祖・親鸞聖人の生涯とその教え、また親鸞有縁の寺院を紹介します〉
〈「南無阿弥陀仏」と称えれば…。念仏往生の教えを説いた親鸞聖人にふれるための一冊〉
日本仏教の祖師7人の生涯と教え、さらに京都を中心とした祖師所縁の寺院を紹介する「京都・宗祖の旅」シリーズの第2冊目。浄土真宗の開祖・親鸞(1173 ?1162)は京都日野の地に生まれ、9歳で出家すると20年間にわたり比叡山で修行し、やがて法然のもとで専修念仏の門に入りました。その後、越後に流罪となりますが許されると関東へ赴き、約20年間、阿弥陀仏の本願を広く民衆に説きます。帰京後は布教はもとより、数多くの著作を残しました。没後750年を経た現在でも、その教えは多く
の人々の心に息づいています。本書は、親鸞の生涯と教えを語り口の文体でわかりやすく描くとともに、親鸞に縁のある京都の寺院などを紹介します。