内容説明
マラソンの完走を目指すには、体内に多くは蓄えられていない糖を浪費しないようにすることが最重要課題。エネルギー源(糖と脂肪)の特性をどう理解し、どうマネジメントしていくか。運動生理学研究者であり、自らも市民マラソンランナーである著者がその考え方と実践のアイデアを科学的に解説する。
目次
序章 マラソンのエネルギーマネジメント
第1章 マラソンのエネルギーマネジメントの基礎(糖と脂肪;運動強度の影響 ほか)
第2章 マラソンのエネルギーマネジメントからみたトレーニング(トレーニング強度をLTから考える;運動時間とトレーニングの組み立て ほか)
第3章 マラソン前の準備(最終準備段階での調整;グリコーゲンローディングの考え方)
第4章 マラソン当日(スタートに向けて;スタートしてから ほか)
著者等紹介
八田秀雄[ハッタヒデオ]
1959年東京都生まれ。東京大学教育学部体育学健康教育学科卒業、同大学院修了。博士(教育学)。現在、東京大学大学院総合文化研究科身体運動科学研究室・教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
マラソン完走のための最重要課題は、糖を浪費しないこと。エネルギー源の特性をどう理解し、どう管理していくかを科学的に解説する。