出版社内容情報
本書は、地方自治体職員として国際交流・インバウンド業務を担当し、わずか2年の間に海外プロモーションの企画・実施、タイのテレビ番組「すごいジャパン」での特集番組の放送など数々の成果をあげた著者による、実践的な知見を凝縮した一冊です。
いまや地域経済を支える柱として、全国の市町村がインバウンドに力を入れる時代。しかし「外国人目線」で考えなければ、努力が空回りすることも少なくありません。
本書では、著者の豊富な現場経験をもとに、
「情報はどう届けるべきか」
「誰に、どんな魅力を伝えるか」
「海外メディアやインフルエンサーとの関係づくり」
など、地方都市ならではの取り組みや課題、成功のヒントを具体的に紹介しています。
また、タイへの戦略づくりを通じて得た、文化や情報発信手段の違いなどにも触れ、単なる観光施策ではない“地域を知ってもらう”視点での取り組み方が語られます。
インバウンドは、限られた人材・予算の中でも、知恵と工夫でチャンスを広げられる分野です。
本書が、その最初の一歩の羅針盤となるはず――。
【目次】