内容説明
IBD(Inflammatory Bowel Disease:炎症性腸疾患)潰瘍性大腸炎とクローン病の総称をIBDと呼びます。ほかの人はどうやって病気と向き合ってるの?ひとりだけで悩まないで!
目次
はじめに 苦しかったからこそ伝えたいリアルなIBDのアレコレ
1 IBDってどんな病気?
2 IBD患者のライフスタイル
3 IBD保護者の体験談
4 IBD患者の入院、通院生活
5 相談できる場所
著者等紹介
五十嵐総一[イガラシソウイチ]
1987年生まれ、長崎県出身。潰瘍性大腸炎の症状は15歳(中学3年)の秋に始まる。佐世保高専卒業後、佐賀大学農学部へ編入学。23歳で国家公務員、29歳で転職し地元長崎へUターン。長崎IBD友の会「ユアジール」会長、NPO法人長崎県難病連絡協議会理事。15歳の自分と発症して間もない当事者を重ね、SOSを発信できるよう手助けすることを目的に、難病の理解を広げるボランティア活動を行っている
竹島史直[タケシマフミナオ]
1986年長崎大学医学部卒業。同年長崎大学医学部第二内科入局。学位取得後、一般病院にて消化器内科医として勤務。1996年より3年間、長崎大学医学部附属病院光学医療診療部助手として炎症性腸疾患を専門に診療にあたる。1999‐2002年マサチューセッツ総合病院(米国)消化器科留学。炎症性腸疾患の発症機序、治療に関する基礎的研究を行う。2004‐2009年全人的医療を学ぶため長崎大学医学部附属病院総合診療科勤務。2009年新設された長崎大学病院消化器内科へ准教授として赴任。以後11年間炎症性腸疾患を専門に診療にあたる。2020年4月から現在まで長崎県五島中央病院院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)