内容説明
心電図の見極め方がポイント順にわかる!心電図がむしろ得意・武器になる。主要な心電図の心臓で起きていることがイラストで見える。どう動けばいいかをチャートで超整理。
目次
第1章 心電図の基本(心電図でよく使う用語集;心電図とは;心電図の種類;心電図の見方;不整脈の見分け方・名付け方)
第2章 モニター心電図の読み方(主な心電図 解析フローチャート;心静止;心室細動(VF) ほか)
第3章 ペースメーカー・虚血性心疾患の心電図(ペースメーカーの心電図;虚血性心疾患の心電図;狭心症とその心電図;心筋梗塞とその心電図)
著者等紹介
山下武志[ヤマシタタケシ]
公益財団法人心臓血管研究所名誉所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
「教科書でみた心電図と全然違うけど、これって異常?」
「P波がわかりにくいけど、ドクターに知らせた方がいい?」
「ヤバい波形だけでもちゃんと覚えておきたい」
モニター心電図は個人差が大きいので、この波形のどこが特徴的で異常なのか、あるいは正常の範囲内なのか、見極めが難しいものです。
本書は、よくある波形を緊急度ABCと三段階で評価、それぞれの「見極めポイント(見るべきポイントと判断)」を端的に解説。そのとき心臓はどうなっているのかを大きなイラストで同じページに掲載しているので、
・モニター心電図の波形(特徴ポイントにコメントつき)
・その時の心臓の様子(イラスト)
・判断の順番と目のつけどころ(見極めポイント)
をひとまとめに確認/記憶できるよう工夫しています。
また、次ページにはその波形が出たときの適切な行動(処置)を「チャート式」で掲載。ドクターコールやAED、救命カートの準備や、その前にすべきことなど、波形に応じて「どう動くか」の手順がわかります。
さらに、「歯みがきVTとは?」など、面白くてためになる、現役の臨床ナースならではの視点で書かれたコラムも充実。
苦手かもしれない心電図を、
あなたの得意に、心強い武器に変える1冊です!
―目次―
第1章…心電図の基本
第2章…モニター心電図の読み方(波形別/緊急度ABC評価つき)
第3章…ペースメーカー・虚血性心疾患の心電図