「知の再発見」双書 サンティアゴ・デ・コンポステーラと巡礼の道

著者:バラル・イ・アルテ,グザヴィエ【著】〈Barral i Altet,Xavier〉/杉崎 泰一郎【監修】/遠藤 ゆかり【訳】
出版社:創元社

商品説明

内容説明

9世紀に現在のスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラで、イエス・キリストの使徒のひとりである聖ヤコブの墓が発見された。その後聖ヤコブ崇拝が広まり、サンティアゴ・デ・コンポステーラは聖地となった。キリスト教文明が最盛期をむかえた中世には、大規模な巡礼が行われた。



目次

第1章 「ムーア人殺し」の聖ヤコブ
第2章 中世の巡礼
第3章 サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路
第4章 ロマネスク美術の栄光をたたえて
第5章 サンティアゴ・デ・コンポステーラへの到着
資料篇―聖ヤコブと巡礼者たち(聖ヤコブの肖像;巡礼者たち;全ヨーロッパでの評判;旅の手帳)



著者等紹介

バラル・イ・アルテ,グザヴィエ[バラルイアルテ,グザヴィエ] [Barral i Altet,Xavier]
1947年生まれ。レンヌ第2大学(フランス)名誉教授。専門は中世美術史、建築史。プリンストン高等研究所(アメリカ)の元研究員。ゲッティンゲンのドイツ・フランス史研究代表団の元団長。バルセロナ(スペイン)のカタルーニャ美術館の元館長

杉崎泰一郎[スギザキタイイチロウ]
1959年生まれ。上智大学文学部史学科卒。中央大学文学部教授

遠藤ゆかり[エンドウユカリ]
上智大学文学部フランス文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

エルサレム、ローマとともに世界三大巡礼地とされる当地の歴史と、巡礼路を彩るキリスト教建築物を多くの図版で紹介する。

9世紀にスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラで、イエス・キリストの使徒・聖ヤコブの墓が発見された。その後、キリスト教国はイスラム教国との領土争いの中で、しだいに聖ヤコブを守護聖人として崇拝するようになり、この地への巡礼が盛んになっていく。エルサレム、ローマとともに世界三大巡礼地の一つとされるサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼の道の歴史と、巡礼路を彩るキリスト教建築物を多くの図版で紹介する。

第1章 「ムーア人殺し」の聖ヤコブ
第2章 中世の巡礼
第3章 サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路
第4章 ロマネスク美術の栄光をたたえて
第5章 サンティアゴ・デ・コンポステーラへの到着
資料篇




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