「知の再発見」双書 フラ・アンジェリコ―天使が描いた「光の絵画」

著者:ローレ,ヌヴィル【著】〈Rowley,Neville〉/森田 義之【監修】/遠藤 ゆかり【訳】
出版社:創元社

商品説明

目次

第1章 初期の画風の形成
第2章 大祭壇画の10年
第3章 サン・マルコ修道院のフレスコ画
第4章 ローマへ
資料篇―天使が描いた「光の絵画」



著者等紹介

ローレ,ヌヴィル[ローレ,ヌヴィル][Rowley,Neville]
美術史家。15世紀のイタリアで、マザッチョからフラ・アンジェリコ、ピエロ・デラ・フランチェスカにいたる「光の絵画」をテーマにした博士論文を執筆。パリ第4大学(ソルボンヌ)で3年間教鞭をとる。2008年秋に、ニューヨークのメトロポリタン美術館のために、20世紀イタリアの画家ジョルジョ・モランディの回顧展を企画。2009年から、エセック経済商科大学院大学(パリ)で、視線の歴史に関する講座を担当

森田義之[モリタヨシユキ]
1948年生まれ。東京芸術大学美術学部芸術学科卒業、同大学院美術研究科修了、1976〜81年イタリア政府給費留学生としてフィレンツェ大学及びローマ大学に留学。現在、愛知県立芸術大学教授。専攻はイタリア美術史・都市史

遠藤ゆかり[エンドウユカリ]
上智大学文学部フランス文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

初期ルネサンス芸術に多大な影響を与えた、15世紀イタリアの修道士画家、フラ・アンジェリコ。その生涯と作品の数々を紹介。

「天使のような修道士」を意味するフラ・アンジェリコは、15世紀イタリアのフィレンツェで、画界の寵児として活躍し、現在は芸術家の守護聖人として副者に列せられている修道士画家である。初期ルネサンス芸術に多大な影響を与え、その後の宗教美術の規範となった「アンジェリコ様式」の作品を紹介するとともに、彼の生涯を詳細に解説する。

第1章 初期の画風の形成
第2章 大祭壇画の10年
第3章 サン・マルコ修道院のフレスコ画
第4章 ローマへ

資料篇――天使が描いた「光の絵画」――
1.ドミニコ修道会の会則
2.ジョルジョ・ヴァザーリと「フラ・アンジェリコ伝」
3.神秘的な画家から純粋な画家へ
4.美術史家による鑑定
5.細部の意味
年表
INDEX
出典(図版)
参考文献




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