「知の再発見」双書 ホメロス―史上最高の文学者

著者:ファルヌー,アレクサンドル【著】〈Farnoux,Alexandre〉/本村 凌二【監修】/遠藤 ゆかり【訳】
出版社:創元社

商品説明

内容説明

古代から何世紀にもわたって芸術がつくりあげてきたホメロスの世界は、見事に歴史的なひとつの事実として存在している。ホメロスの不確かな人物像、作品の年代に関する問題、内容についての疑問点が存在するのは、ホメロスの詩が世代を超えて脈々と受けつがれ、完全に人びとに受けいれられている証拠なのである。



目次

第1章 神と人間と英雄の物語
第2章 ホメロスの実像
第3章 トロイアによる証明
第4章 ホメロス作品の分析的研究
第5章 ホメロスでたどる人類の歴史
資料篇(ホメロスの幻影;ホメロスの墓の発見;18世紀に広まった「ホメロスの生涯」;アキレイオン;ホメロス作品の翻訳;ホメロスと聖書;ホメロスとホメロス作品の足跡を題材とした著作;20世紀のホメロス)



著者等紹介

ファルヌー,アレクサンドル[ファルヌー,アレクサンドル][Farnoux,Alexandre]
ソルボンヌ(パリ第4)大学の考古学・ギリシア美術史教授。歴史家、考古学者。古代ギリシアの専門家。アテネ(ギリシア)のフランス考古学学院のメンバーとして、エーゲ海のクレタ島とデロス島で発掘作業を行なったことがある

本村凌二[モトムラリョウジ]
1947年生まれ。西洋古代史の専門家。文学博士。東京大学教授

遠藤ゆかり[エンドウユカリ]
上智大学文学部フランス文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

古代ギリシアの叙事詩『イリアス』と『オデュッセイア』の作者である詩人ホメロス。豊富なビジュアル図版でその全容に迫る。

古代ギリシアの詩人ホメロスの叙事詩である『イリアス』と『オデュッセイア』は「人類史上最高の文学」ともいわれ、世界中の文学のなかで特別な位置をしめ、文学以外の分野の芸術家たちの創作欲をも刺激しつづけてきた。しかし、ホメロスの人物像やその生涯はベールに包まれており、叙事詩の内容の真偽を含めて考古学者や歴史家たちの間で今も議論がつづいている。豊富なビジュアル図版とともにホメロスの全容に迫る格好の案内書。

第1章 神と人間と英雄の物語
第2章 ホメロスの実像
第3章 トロイアによる証明
第4章 ホメロス作品の分析的研究
第5章 ホメロスでたどる人類の歴史




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