的確な実務判断を可能にするIFRSの本質〈第1巻〉 (改訂版)

著者:山田 辰己【著】
出版社:税務経理協会

商品説明

内容説明

資産負債アプローチ/年金会計/株式報酬取引/有形固定資産・投資不動産/無形資産及びウェブサイトのコスト―原則主義のIFRSを深く知る鍵は、設定の経緯にある。固定資産と各IFRS開発の歴史の記述が充実。



目次

第1章 資産負債アプローチの意味―どのように包括利益や当期純利益を決定するか(FASBDM(1976)における資産負債アプローチと収益費用アプローチ
IASBの概念フレームワークにおける資産、負債、持分、収益、費用、当期純利益及び包括利益合計などの定義 ほか)
第2章 年金会計(確定給付制度)―利息純額や再測定(OCI)はなぜ作り出されたのか(確定給付費用の構成要素及び包括利益計算書上での表示の特徴;確定給付費用の棚卸資産などへの原価算入の考え方)
第3章 株式に基づく報酬―グループ企業間の報酬取引も詳述したIFRS第2号の解説(目的、範囲、認識及び主要定義;権利確定条件及び権利確定条件以外の条件に関連する取扱い ほか)
第4章 有形固定資産・投資不動産を巡るIFRS―金利の原価算入・資産除去負債及び資産の減損も含む
第5章 無形資産及びウェブサイトのコスト―IAS第38号及びSIC第32号を巡る議論の解説(目的、範囲及び主要定義;認識及び測定並びに費用の認識 ほか)



著者等紹介

山田辰己[ヤマダタツミ]
1976年慶應義塾大学商学部卒業。公認会計士。住友商事株式会社、中央青山監査法人、国際会計基準審議会(IASB)理事、有限責任あずさ監査法人パートナー(2018年6月まで)を経て、2015年9月から中央大学特任教授。2014年2月から国際統合報告評議会(IIRC)アンバサダー、2016年4月から公認会計士・監査審査会委員、2019年5月から株式会社乃村工藝社社外監査役、2020年6月から株式会社三菱ケミカルホールディングス社外取締役。本書との関係では、1995年から2001年まで国際会計基準委員会(IASC)日本代表を務め、2001年から2011年までIASB理事を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)




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