藤田嗣治　安東コレクションの輝き―猫と少女と軽井沢 （増補版）

内容説明

フジタの作品だけを展示する「日本初」の個人美術館が軽井沢にオープン。長年の蒐集で磨かれた「眼」、作品に対するコレクターの深い「愛」を感じる空間です。本書は館蔵品をあますところなく収載しています。

目次

少女と猫（少女；猫　ほか）
渡仏（スタイルの模索〜パリへ；素晴らしき乳白色の下地の完成　ほか）
旅する画家（藤田とマドレーヌの旅立ち；中南米・南米へ　ほか）
ふたたびフランスへ（ふたたびパリで；少女から聖女へ　ほか）
挿画本の世界（『エロスの愉しみ』；『イメージとのたたかい』　ほか）

出版社内容情報

日本初にして世界初！
―すべてが藤田作品、究極の個人美術館へ

・“唯一無二”のコレクション図録を増補、「完全版」に。
・新収蔵作品30数点もあますことなく収載！
・見覚えのある藤田、初めて見る藤田、ここにあります。

エコール・ド・パリの代表的な画家として知られる藤田嗣治。
この本は、彼の生きざまに共感するコレクターが設立した藤田作品だけを
展示する個人美術館「軽井沢安東美術館」の収蔵作品を網羅したものです。
蒐集の出発点となったかわいい「猫にまつわる」作品群をはじめ、
初期の作品から藤田の代名詞となった「乳白色の下地」による裸婦像、
晩年の「聖母子像」まで楽しむことができます。
このたび、新収蔵作品をもれなく収載するため増補し、
「完全版」にグレードアップしました。藤田ファン必見の一冊です。