商品説明内容説明
なぜ挑んだのか、「勝ち目なき戦争」に?指導者たちが「避戦」と「開戦」の間を揺れながら太平洋戦争の開戦決定に至った過程を克明に辿る、緊迫の歴史ドキュメント。NYタイムズ紙ほか絶賛。
目次
プロローグ たった一日。なんというその違い!
戦争の噂
ドン・キホーテの帰還
事の始まり
軍人のジレンマ
厄介払い
南北問題
七月、静かなる危機
「ジュノーで会いましょう」
勝ち目なく、避けられぬ戦争
最後の望み
軍人、出でる
巻き戻される時計
崖っぷち
ノーラストワード
ハル・ノート
清水の舞台
エピローグ 新たな始まり
著者等紹介
堀田江理[ホッタエリ]
東京出身。1994年、米プリンストン大学歴史学部卒業。2000年に英オックスフォード大学より国際関係修士号(M.Phil.)、03年に同博士号(D.Phil.)を取得。四年間オックスフォード大学で教鞭をとった後、政策研究大学院大学、イスラエル国立ヘブライ大学などで研究、執筆活動を継続(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
指導者たちが「避戦」と「開戦」の間を揺れながら太平洋戦争の開戦決定に至った過程を克明に辿る、緊迫の歴史ドキュメント。それがほぼ「勝ち目なき戦争」であることは、指導者たちも知っていた。にもかかわらず、政策決定責任は曖昧で、日本はみすみす対米緊張緩和の機会を逃していった。指導者たちが「避戦」と「開戦」の間を揺れながら太平洋戦争の開戦決定に至った過程を克明に辿る、緊迫の歴史ドキュメント。
プロローグ たった一日。なんというその違い!
1 戦争の噂
2 ドン・キホーテの帰還
3 事の始まり
4 軍人のジレンマ
5 厄介払い
6 南北問題
7 七月、静かなる危機
8 「ジュノーで会いましょう」
9 勝ち目なく、避けられぬ戦争
10 最後の望み
11 軍人、出でる
12 巻き戻される時計
13 崖っぷち
14 ノーラストワード
15 ハル・ノート
16 清水の舞台
エピローグ 新たな始まり
堀田江理[ホッタ エリ]
堀田江理(ほった・えり) 東京出身。一九九四年、米プリンストン大学歴史学部卒業。二〇〇〇年に英オックスフォード大学より国際関係修士号(M.Phil.)、〇三年に同博士号(D.Phil.)を取得。四年間オックスフォード大学で教鞭をとった後、政策研究大学院大学、イスラエル国立ヘブライ大学などで研究、執筆活動を継続し、本書の原著Japan 1941: Countdown to Infamyを上梓。このほか著書に、アジア主義思想と近代日本の対外政策決定過程の関係に迫るPan-Asianism and Japan's War 1941-1945がある。
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