内容説明
ともに生きる。ポーランドでの支援を取材した感動の記録。
目次
第1章 ある日、私の国で戦争が始まった(即断即決「命のバトン」;障害のある子どもを連れて ほか)
第2章 難民を支える人々(動けなくても助けたい;スープは家庭の象徴 ほか)
第3章 ウクライナ国内へ(ポーランド最大の人道支援グループ;歯磨き粉を食べる女の子 ほか)
第4章 「戦争が終わったら」(婚約者の弟の戦死;避難先でいじめに苦しむ子どもたち ほか)
終章 ナタリアとソフィア、ある母と娘の物語(人生のすべてを捨てて;避難地で生活基盤を整える難しさ ほか)
著者等紹介
丸山美和[マルヤマミワ]
ジャーナリスト、ルポライター。1971年生まれ、栃木県出身。ポーランド国立ヤギェウォ大学哲学部比較文明学科非常勤講師。同国立教皇ヨハネ・パウロ二世大学修士課程修了(ジャーナリズムと社会コミュニケーション)。同国クラクフ市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
2022年2月、ロシアが侵攻。あの日以来「人生が二つに分かれてしまいました」と語るウクライナの人々、そしてポーランド・クラクフ市でウクライナ難民を献身的に支える人々を数多く取材。ウクライナ国内への人道支援にも同行するルポライターが、戦争の悲惨、戦地の実情と、人間的連帯の精神を失わない人々を描きます。