内容説明
“マイルス・デイヴィスの人、ジャズの人”とは仮の姿?じつはビートルズ大好き!のナカヤマヤスキが、コドモのファンを怒らせ、オトナのファンなら笑わせようと13年にわたってファンクラブ専門誌・「月刊ザ・ビートルズ」に、たのしみながら大マジメに書き続けたビートルズ論が待望の1冊に。硬軟問わずビートルズに関するあらゆる音楽的&人間的疑問が氷解、あなたの、ジョン・ポール・ジョージを、そしてリンゴを観る目、聴く耳がゼッタイ変わる!
目次
1 ビートルズこの10曲(中山康樹のビートルズこの10曲;“シー・ラヴズ・ユー” ほか)
2 ビートルズソロ時代この3曲(リンゴ編;ポール編 ほか)
3 ビートルズを聴きながら、こんなことを考えた(団塊世代とリンゴの関係;ダメなものには「ダメ!」といおう ほか)
4 ビートルズアメリカ盤&「こぼれ話」(『Love』;ビートルズとジャズの関係 ほか)
5 ビートルズと素晴らしき仲間たち(ビリー・プレストン;デラニー&ボニー ほか)
著者等紹介
中山康樹[ナカヤマヤスキ]
音楽評論家。1952年、大阪生まれ。ジャズ雑誌「スイングジャーナル」元編集長。評論家として独立後は、マイルス・デイヴィスを中心としたジャズをはじめ、ビートルズ、ビーチ・ボーイズ、ボブ・ディラン…と、多岐にわたり、独特の視点、親しみやすい文体で洋楽を論じ、25年間で100冊以上を出版。2015年1月28日、62歳で死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)