商品説明内容説明
その川は山間を白糸で縫うように南流し、太平洋へとそそぐ。日本三大急流の一つ、富士川である。茶屋次郎は「女性サンデー」の牧村と名川シリーズ取材のため、富士川流域に住む恩人の大工・釜石を訪ねる。すると娘の菜々緒にまつわる凶報を聞く。高校三年生の少女は、恋人がバイクに轢かれ命を落としたのだという。夕刻茶屋が、家を出た菜々緒の後を尾けると、新東名高速に架かる跨道橋上、身を乗り出した少女は橋下へ何かを投じる!直後、高速道から激しい衝突音が響き…。若き乙女が抱えた闇とは?
著者等紹介
梓林太郎[アズサリンタロウ]
長野県下伊那郡上郷村(現飯田市)生まれ。貿易会社、経営コンサルタント会社、調査会社など様々な職業を経て、1980年『九月の渓で』で「小説宝石エンタテインメント小説大賞」を受賞し、デビュー。“旅行作家・茶屋次郎”が各地の明媚な河川を訪ね、難事件を解決する“名川”シリーズは、TVドラマ化もされて人気を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
日本の絶景を巡る人気旅情推理。旅行作家・茶屋次郎シリーズ
富士西麓を流れる日本三大急流に、悪意が浮かぶ!
少女の瞳が宿した闇。交通事故に偽装された殺人に茶屋が迫る。
その川は山間を白糸で縫うように南流し、太平洋へとそそぐ。日本三大急流の一つ、富士川である。茶屋次郎は「女性サンデー」の牧村と名川シリーズ取材のため、富士川流域に住む恩人の大工・釜石を訪ねる。すると娘の菜々緒にまつわる凶報を聞く。高校三年生の少女は、恋人がバイクに轢かれ命を落としたのだという。夕刻茶屋が、家を出た菜々緒の後を尾けると、新東名高速に架かる跨道橋上、身を乗り出した少女は橋下へ何かを投じる! 直後、高速道から激しい衝突音が響き……。若き乙女が抱えた闇とは?
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