内容説明
スウェーデン、フィンランド、デンマークで過ごした著者たちが見た、一人ひとりの生活の質を大切にする暮らし。日々の営み・子育て・学び・働き方・余暇の過ごし方…個人の自立と多様性を尊重した34の「ふつう」暮らし。
目次
第1章 住まいのしくみと環境デザイン(自立した暮らしを支える高齢者の住宅―Fin;地域居住を支えるサービスハウスとサービスセンター―Fin;安心感と生き甲斐を得ることのできるエルダーボーリ―Den ほか)
第2章 学びや仕事のしくみと環境デザイン(子どもの「日々の家」として計画された保育環境―Fin;園児の躍動を生み出す自然と一体の保育環境―Fin;子どもの好奇心と創造性を育むデザイン保育園―Den ほか)
第3章 自分を取り戻すための環境デザイン(「自立」して生きるために―Fin;ミュージアムの中に住む。ふつうの暮らしと住宅を保全し、気づきと学びから自らまちづくりをするためのエコミュージアム―Swe;静謐の読書空間から「街のリビング」へ変革する図書館―Fin ほか)