内容説明
本書は、都市計画を学ぶ学生にとどまらず、市民自らが、生活の視点に立って、ポスト成長時代のまちづくりを考えることを目的に編んだもの。現行制度の解説にとどまらず、生活する「場」としてあるべきまちの姿を紹介している。見開き単位で各単元を構成し、テーマ解説と関連図版を多数収載。テーマを頼りに拾い読みすることも、通読することも可能なテキスト構成である。
目次
プロローグ 伝統的な居住形態から豊かな生活環境を探る
1 生活空間の計画論
2 生活を支える基盤
3 生活空間の計画のための視点
4 生活空間の再編
5 生活空間のマネジメント
著者等紹介
薬袋奈美子[ミナイナミコ]
日本女子大学家政学部住居学科卒業。東京都立大学工学研究科建築学専攻博士課程修了、博士(工学)。現在、日本女子大学家政学部住居学科准教授。専門分野:都市計画、居住地計画、住教育
室田昌子[ムロタマサコ]
お茶の水女子大文教育学部地理学科卒業。東京工業大学社会理工学研究科社会工学専攻博士課程修了、博士(工学)。現在、東京都市大学環境学部環境創生学科教授。専門分野:都市計画、居住環境、コミュニティ再生
加藤仁美[カトウヒトミ]
日本女子大学家政学部住居学科卒業。東京都立大学工学研究科建築学専攻修士課程修了、博士(工学)。現在、東海大学工学部建築学科教授。専門分野:都市計画、住宅地計画(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)