目次
1 クラシックを僕なりのスタイルで
2 ブルターニュの海と、菓子と
3 感受性豊かに、自由に
4 幸せなひとときに、驚きと感動を
5 アイスクリームに遊び心を加えて
6 ショコラの可能性を追い求めて
著者等紹介
川村英樹[カワムラヒデキ]
1971年、新潟県生まれ。洋菓子店の長男として生まれ、89年東京プリンスホテル入社。97年クープ・ド・フランス世界大会で日本人初の総合優勝を飾る。2000年に渡仏し、4つ星ホテル「グランドホテル テルメスマリーン」(サン=マロ)で修業。「アルパジョン・ガストロノミック世界大会」ショコラ部門で優勝し、01年帰国。「アテスウェイ」シェフパティシエに就任し、07年よりオーナーシェフ。08年WPTCに日本代表チームキャプテンとして出場し、準優勝を飾る。15年よりルレ・デセール会員。16年アメリカペストリーライブショコラ優勝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
複数のパーツを組み合わせて創り出す、奥行きのある味わい。美しいデザインも魅力!
東京屈指の人気パティスリー「アテスウェイ」のオーナーシェフ、川村英樹氏のレシピ集。
同店の菓子は、複数のパーツを組み合わせてつくる、繊細な味わいが特徴。それぞれの素材の風味を主張させながらも、何か一つが突出することなく調和した味になるのは、各パーツの味、質感、気泡の入り具合、厚み、重ねる順番など、川村氏ならではの緻密な計算によるものだ。
本書ではオリジナルのプティガトー、アントルメを中心に、修業先のフランス・ブルターニュで学んだ焼き菓子、グラスデザートやチョコレート菓子など計56品を紹介。すべて詳細なプロセス写真を添えて、つくり方をていねいに解説する。
カラフルな色合いや、エッジのきいたフォルムなど、まるでアート作品のような菓子のデザインにも注目したい。