目次
第1章 新・生活主義教育の建設 国語教育の原論を求めて(新・生活主義国語教育の建設;近代教育史に見る生活主義教育;新・生活主義の読みの教育―文学的文章(物語文)の読み ほか)
第2章 授業論・学習活動論の展開(「問い」を立て、「追究する過程」としての文学の読みの学習;「生きた言語活動」を中核とする国語学習―「読むこと」の学習を中心に;「書く」を基軸とする学習 ほか)
第3章 単元学習の開発 単元学習の可能性を求めて(なぜ、単元学習か―実践史を貫く学び手重視の教育思想;新・生活主義国語教育としての単元学習;国語単元学習の基本 ほか)
結語にかえて―「新・生活主義教育」の実践
著者等紹介
田近洵一[タジカジュンイチ]
昭和8(1933)年3月1日、長崎県島原市に生まれる。横浜国立大学卒業後、川崎市・東京都で、小・中・高の教壇に立つ。横浜国立大学助教授、東京学芸大学教授、早稲田大学特任教授を歴任。その間、筑波大学、上智大学、都留文科大学、東京女子大学、日本女子大学等の非常勤講師を務める。東京学芸大学名誉教授。所属学会、日本文学協会(前委員長)、全国大学国語教育学会(常任理事)、日本国語教育学会(前会長)、国語教育史学会(会長)等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
これまでの国語教育を振り返った、著者の国語教育論の集大成。これからの時代に必要な力を子どもたちに身につけさせるためにはどうすればいいかを、さまざまな論考や講演録、また書き下ろしなどを通して提唱する。