内容説明
文型積み上げ式とはどう違う?目標設定、授業の進め方、評価、異文化理解まで。マインドセットを一変させる1冊。
目次
第1章 課題遂行型の日本語教育とは
第2章 課題遂行型の授業設計1 コミュニケーション言語活動
第3章 課題遂行型の授業設計2 コミュニケーション言語能力
第4章 課題遂行型の日本語教育における学習評価
第5章 課題遂行と異文化理解能力
第6章 課題遂行型の日本語教育 実践のステップ
著者等紹介
来嶋洋美[キジマヒロミ]
日本語教育専門家。『まるごと日本のことばと文化』(入門(A1)〜初中級(A2/B1))を企画・開発・執筆。1991年より2023年まで国際交流基金日本語国際センターで海外の日本語教育や教師教育、学習者向け教材開発、及び教師向けオンライン教材開発に従事。海外ではシンガポールで中等教育の日本語教育、マレーシアで日本留学予備課程の日本語教育、イギリスでオンライン提供の中等教育向け初級教材リソース群『力CHIKARA』の開発に携わる
八田直美[ハッタナオミ]
専修大学国際コミュニケーション学部特任教授。『まるごと日本のことばと文化』(入門(A1)〜初中級(A2/B1))を企画・開発・執筆。1990年より2022年まで国際交流基金日本語国際センターで海外の日本語教育や教師教育、学習者向け教材開発、及び教師向けオンライン教材開発に従事。海外ではマレーシアで日本留学予備課程の日本語教育、タイとインドネシアで高校生向け初級教科書の制作や教師研修に携わる。2022年より現職
二瓶知子[ニヘイトモコ]
国際交流基金日本語国際センター日本語教育専門員。国際交流基金ジャカルタ日本文化センターにて『まるごと日本のことばと文化』の試用及びコースの立ち上げ、教師教育に携わる。2009年より国際交流基金で海外の日本語教育や教師教育、教材開発に従事。国内では大学等で留学生に対する日本語教育及び日本語教師養成課程等に関わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
Can-doを学習目標にした授業や評価のあり方がわかる!
近年、日本語教育の参照枠やJF日本語教育スタンダードなど、日本語教育の新しい枠組みができ、「日本語で何ができるようになるのか=Can-do」を学習目標に据えた課題遂行型の日本語教育の実践が求められています。
日本語教育が行動中心のアプローチへと大きく変化する中で、教育現場を預かる教師は、授業をどのように見直し、変えるのか。
課題遂行型の日本語教育を実践する上で基盤となる考え方と、授業の進め方、評価のしかた、異文化理解の扱いまで、初級授業の事例を挙げながら詳しく解説します。
これからの時代に向け、マインドセットを一変させたい方へ。
はじめに
第1章 課題遂行型の日本語教育とは
第2章 課題遂行型の授業設計1 コミュニケーション言語活動
第3章 課題遂行型の授業設計2 コミュニケーション言語能力
第4章 課題遂行型の日本語教育における学習評価
第5章 課題遂行と異文化理解能力
第6章 課題遂行型の日本語教育 実践のステップ