内容説明
医療事故の防止、診療効率の改善、省スペース化。進化するクラウド型の電子カルテが導入障壁だったコスト懸念を払しょくする。経営改善を目指す、病院経営者必読!
目次
第1章 「多忙だが赤字」約4割の病院が経営不全に陥っている(病院の使命と経営とのジレンマ;病院だから赤字でも仕方がないとはいえない ほか)
第2章 医療事故の防止、診療効率の改善、省スペース化 メリットだらけの電子カルテの導入が進まない理由(入力・閲覧の効率化;オーダリング機能で他部署とスムズに連携 ほか)
第3章 目まぐるしく進歩するIT技術 “クラウド型電子カルテ”が導入コストの懸念を解消する(電子カルテにはオンプレミス型とクラウド型がある;クラウド型電子カルテならイニシャルコストが約半分に ほか)
第4章 クラウド型電子カルテで病院経営にイノベーションを起こす(現場の声に覆されない導入プロセスを準備する;システム選定までの流れ ほか)
著者等紹介
山本篤憲[ヤマモトトクノリ]
1951年生まれ。広島県湯来町出身。1974年、岡山理科大学卒。同年、富士通株式会社入社。システムエンジニアとして、製造・大学・官公庁顧客を担当する。システム部長を経て2002年9月退社。2003年8月、株式会社アリオンシステムを設立、代表取締役社長に就任する。2006年2月、LLPインキュベーションセンター岡山ニテラスを仲間と立ち上げ、2007年から2012年3月まで岡山県立大学客員教授を務め、2009年3月、岡山県「おかやまITマイスター」に認定されるなど、地元岡山に貢献している。さらに、2021年福岡県直方市からIT企業の誘致依頼があり、同年4月に直方営業所を開設し、直方市と連携し同市へのDX化への展開を図っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)