内容説明
地域医療が重視される時代、社会に求められる「本当のかかりつけ医」とは。地域医療に尽くす医師が提言する地域開業医に求められる、かかりつけ医としての使命。
目次
第1章 地域医療が重視される時代に、ますます高まるかかりつけ医の重要性(少子高齢化に待ったなし!医療ニーズが増え続ける日本;必要なときに必要な医療が受けられる体制づくりが急務 ほか)
第2章 自分の専門外は診られない、すぐにたらい回し、ワクチンも受け付けない…巷に溢れる「名ばかりかかりつけ医」(あなたのかかりつけ医は誰ですか?;縦割り医療ニッポンの弊害 ほか)
第3章 365日診療で、患者の全身の状態を把握するドクター 「総合診療かかりつけ医」とは―(どんな不調も診る医師が必要;細分化、専門化が進んでいった日本の診療体制 ほか)
第4章 地域連携、設備の充実、スタッフマネジメント…「総合診療かかりつけ医」のあるべき姿(私が「総合診療かかりつけ医」を目指したきっかけ;病院の総合診療科から開業へ ほか)
第5章 「総合診療かかりつけ医」が増えれば、救われる患者も増える(高齢社会の医療は専門性よりも総合力;総合診療かかりつけ医を自治体公認の施設に ほか)
著者等紹介
菊池大和[キクチヤマト]
医療法人ONE理事長。きくち総合診療クリニック院長。2004年3月福島県立医科大学医学部卒業、4月浜松医科大学医学部附属病院初期研修医、2005年5月袋井市民病院外科研修医、2006年4月磐田市立総合病院外科後期研修医、2008年4月国立がんセンター東病院呼吸器外科レジデント、2009年9月湘南東部総合病院外科外科科長救急センター長/湘南地区メディカルコントロール協議会登録指示医、2016年4月座間総合病院総合診療科、2017年きくち総合診療クリニック開業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)