内容説明
認知症の妻が通院や介護サービスを拒否、食事の指導などで担当医に不満、仕事と介護の両立に悩む、意味がわからない言動で家族が疲弊、笑いのある看取り、看取りのあとのグリーフケア…etc.在宅医療の導入前から、始めたばかりの頃、長い療養生活、終末期・看取りまで実際の20の事例を紹介しながら、医療・介護スタッフの支援を解説。
目次
0 在宅医療を知っていますか?
1 在宅医療を始めるまでの物語
2 患者・家族と在宅医療チームの信頼を築く
3 「在宅で長く過ごす」ためのサポート
4 最終段階こそ、在宅医療の良さがわかる
5 在宅看取りで、命を受け継ぐ
6 在宅医療の「質」が問われる時代
著者等紹介
内田貞輔[ウチダテイスケ]
医療法人社団貞栄会理事長。医学博士。栃木県出身。2007年聖マリアンナ医科大学卒業。2013年聖マリアンナ医科大学内科学講座助教授。2015年より静岡ホームクリニック院長。2016年11月に同クリニックを法人化し、医療法人社団貞栄会を設立。静岡市駿河区を中心に在宅医療に従事してきた。また、東京都港区には三田在宅診療クリニック、千葉県千葉市には千葉在宅診療クリニックがある。日本在宅医療連合学会在宅専門医・指導医、日本プライマリ・ケア連合学会指導医、日本リウマチ学会リウマチ専門医・指導医、日本アレルギー学会アレルギー専門医、日本内科学会総合内科医、難病指定医師肢体不自由児指定医師、緩和ケア研修修了医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)