内容説明
回避のためのルールづくりから、掲載情報削除、炎上対応、損害賠償請求まで。SNSでの拡散の広告効果は絶大な分、危険も大。「著作権トラブル」「従業員の問題行為」「情報漏えい」「お客さんの迷惑行為」「公式アカウント運営」など会社対応のノウハウ満載。
目次
第1章 企業のSNS・ネット利用にはどんなトラブルがある?(SNS・ネットのメリット 企業の広告やイメージアップにSNS・ネットは欠かせない!;SNS・ネットのデメリット SNS、ネットでトラブルが起こると企業の存続に関わることも ほか)
第2章 トラブル回避の第一歩 社内ルールをつくる・周知する(就業規則(1) 就業中の従業員によるトラブルを防ぐ
就業規則(2) SNS・ネットトラブルに特化した条文を追加しよう ほか)
第3章 トラブルを防ぐ SNS・ネット発信のポイント(発信する内容のチェック トラブルになりやすい内容を知っておこう;不適切な内容を避ける 発信する前にいろいろな人に意見をもらう ほか)
第4章 トラブルをおさめる適切な対応を知る(トラブル対応の手順 トラブルが起きたときの流れを知る;状況の把握と事実確認 トラブルの内容と状況をネットと現実で確認する ほか)
著者等紹介
清水陽平[シミズヨウヘイ]
法律事務所アルシエン弁護士。2004年早稲田大学法学部卒業、2007年弁護士登録(60期)。2010年に法律事務所アルシエンを開設。ネット炎上への対応や誹謗中傷の削除、発信者情報開示請求、損害賠償請求、刑事告訴などを中心に、企業・個人の事案を取り扱う。総務省の「発信者情報開示の在り方に関する研究会」や「誹謗中傷等の違法・有害情報への対策に関するワーキンググループ」の構成員を務めた。メディアにも多数出演し、さまざまな角度からネットトラブルの予防や解決に尽力している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
日常生活のみならず、ビジネスにおいても欠かせない存在となったSNSやインターネット。
気軽に利用できる一方、なにげない行為が、たとえ悪意はなく行ったものでも、大きな悪影響を及ぼすことがあります。
こうしたリスクに対処するためのポイント、対策とは?
【目次抜粋】
●第1章 企業のSNS・ネット利用にはどんなトラブルがあるの?
・SNS・ネットのデメリット:SNS、ネットでトラブルが起こると企業の存続に関わることも
・トラブルから学ぶ:会社への不満が投稿される告発型のトラブル
●第2章 トラブル回避の第一歩 社内ルールをつくる・周知する
・就業規則:就業中の従業員によるトラブルを防ぐ
・守秘義務契約:従業員一人ひとりと契約を結んで会社の情報を守る
●第3章 トラブルを防ぐ SNS・ネット発信のポイント
・知的財産権を守る:SNS上の文章や口コミにももちろん著作権がある
・ステマを防ぐ:ステマ規制のルールを正しく知ろう
●第4章 トラブルをおさめる適切な対応を知る
・トラブル対応の手順:トラブルが起きたときの流れを知る
・状況の把握と事実確認:トラブルの内容と状況をネットと現実で確認する