内容説明
企業の成長を妨げる時代遅れのITになっていませんか?納入されたシステムが動かない、ITスキルの高い人材を入れたのにプロジェクトが進まない、想定外のコストがかかる。事業の成長を左右するDX推進、基幹システムの導入・運用。その采配を振る上司が身につけるべきITリテラシーとは。外注と内製どちらを選ぶべき?失敗しないシステム開発会社の選び方は?開発スピードが遅いときはどう対処する?…etc.20のケーススタディを通じてよくある悩み・トラブルをすべて解決!経営者・管理者に必要なITリテラシーが身につく一冊!
目次
第1章 ITに詳しい担当者がいるのに思いどおりにいかない…それって実は経営者や部門責任者が原因!?
第2章 開発前 システム開発を担当者任せにしない 経営者・部門責任者主導でDXを推進するためのITリテラシー
第3章 発注・契約 よくあるトラブルはここから生まれる システム開発会社選び・要件定義で後悔しないためのITリテラシー
第4章 開発中・納入時 スムーズな開発にパートナーとの信頼関係は不可欠 システム開発会社との関係構築のためのITリテラシー
第5章 納入後 納入は終わりではなく始まり 保守・運用におけるトラブル回避のためのITリテラシー
第6章 いかなるビジネスもITによって化ける時代 ITに強い継営者・部門責任者がいる企業こそがさらなる成長を遂げる
著者等紹介
住田賢司[スミダケンジ]
金融系の基幹システムエンジニアとしてキャリアをスタート。日本銀行と各銀行間での国債取引を担う大規模基幹システムの開発に従事。高度な信頼性と正確さが求められる現場で、金融インフラを支える技術を培う。その後、大手メーカーや小売業向けのシステム設計・開発を経験し、業種を超えた業務改善・最適化に携わる。2003年に独立。効率化だけにとどまらない、「価値を生み出すIT」のあり方を追求し、2021年には第二創業を果たす。実践に根ざした視点で課題解決を超え、企業や社会に意味のある価値をもたらすIT活用を推進している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)