目次
1 意見分析へのニーズと背景(意見への関心と意見分析のニーズ;社会における市民参加と意見分析のニーズ)
2 意見収集の方法論(意見収集の方法としての社会調査;自由回答型アンケート調査 ほか)
3 意見分析の方法論(社会学における意見分析の周辺;内容分析 ほか)
4 意見分析エンジンの要素技術(意見分析概論;意見を含む文の自動抽出手法 ほか)
5 社会の関心、意見を分析する実践―構文論と語用論を結ぶ分析および自動分類の試み(対象とした意見のデータ;意見には何が書かれているのか―言語内の構造に着目した分析 ほか)
6 インターネットから社会の関心、意見を収集・分析する(インターネット上の情報監視;blogWatcher:ブログページの自動収集と監視に基づくテキストマイニング)
7 おわりに(意見分析エンジンの応用の可能性―どのように用いられるか;今後の展望―真の意見分析エンジンとなるためには)
著者等紹介
大塚裕子[オオツカヒロコ]
1991年東京女子大学文理学部日本文学科卒業。1991年計量計画研究所言語情報研究室。2001年〜04年郵政省通信総合研究所(現独立行政法人情報通信研究機構)特別研究員。2004年神戸大学大学院自然科学研究科博士後期課程修了(システム機能科学専攻)、博士(学術)(神戸大学)
乾孝司[イヌイタカシ]
1997年奈良工業高等専門学校卒業。1999年九州工業大学情報工学部卒業。2001年九州工業大学大学院情報工学研究科博士前期課程修了。2004年奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科博士後期課程修了、博士(工学)。2004年〜05年東京工業大学研究員。2005年〜06年日本学術振興会特別研究員。2006年東京工業大学特任助教授
奥村学[オクムラマナブ]
1984年東京工業大学工学部情報工学科卒業。1989年東京工業大学大学院理工学研究科博士課程修了(情報工学専攻)、工学博士。1989年東京工業大学助手。1992年北陸先端科学技術大学院大学助教授。2000年東京工業大学助教授。2007年東京工業大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)