内容説明
「国際標準の競争法へ」を体系化した基本書の最新版。令和元年改正施行後の独占禁止法の実体ルール・手続を最新の重要な判審決を駆使して詳説した実務型基本書。
目次
第1章 総論(競争ルール;日本における競争法制の展開 ほか)
第2章 実体法(競争法の基本体系および実体法の構成;排他的取引 ほか)
第3章 措置および制裁(措置、制裁および救済;排除措置)
第4章 手続法(手続法総論;行政調査 ほか)
著者等紹介
村上政博[ムラカミマサヒロ]
1949年北海道生まれ。1972年東京大学法学部卒業。1975年司法修習(27期)の修習終了。弁護士(1975〜1983年)、公正取引委員会事務局室長等(1983〜1990年)、横浜国立大学教授(1990〜2002年)、一橋大学教授(2002〜2013年)、成蹊大学客員教授(2013〜2021年)等を経て2021年から現職。現在、昭和女子大学客員教授、一橋大学名誉教授、弁護士・ニューヨーク州弁護士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
裁量型課徴金制度施行後の独占禁止法の全体像を示す基本書
国際標準の競争法へと変貌する日本の独占禁止法の実体ルールおよび手続を、判審決のみで解説した実務型基本書。
課徴金の法的性格を明確に行政法の制裁に位置付けた令和元年改正法。それを施行するための運用基準の内容や平成30年施行の確約手続についても詳説した最新版。
独占禁止法の体系化および新基本体系への移行を完成させた決定版。